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2007年08月29日

『けものがにげる』

kemonoganigeru-01.jpg
『けものがにげる』(監督・脚本:村松正浩)

よくできた短篇映画は、何度も観たくなります。
この映画は文化庁の「若手映画作家育成プロジェクト」の一環で、
PFFスカラシップが製作した30分の35mm作品です。

心理劇でもあり、家族劇でもあり、ファンタジーでもある。
シナリオもキャスティングも、細部が丁寧に演出されています。
先日のぴあフィルムフェスティバルで上映されたのですが、
見逃しておりました。
チャンスをつくってくださった天野眞弓プロデューサーに多謝です。

まだ、一般公開は決定されていないということですが、
見方によって変幻する感もあり、
ぜひ、もう一度、スクリーンで観たいです。

※画像をクリックすると、作品紹介のページへジャンプします。

2007年08月26日

『短篇jpルーキーズ第2弾』、監督打合せ。

『短篇jpルーキーズ第2弾』の監督たちとの第1稿打合せ、
少しずつ進んでおります。
メールや電話での接触だけだった監督と、直接お会いするのは、喜びです。
第1弾の監督たちもそうだったのですが、
「撮りたい!」という気持ちが伝わります。

もちろん、会うことが一番ですが、
東京以外の監督とも問題なく、打合せできます。
現在も関西、九州など地方在住のクリエイターたちと連携しています。
動画共有はあたりまえですが、
今や、ネット上で動画編集共有もできるようになりました。
jump cuteyespotは有名ですが、
地域を超えて、監督ともやりとりができる時代です。

第3弾参加表明の監督たちからも、メールをいただきました。
東京以外にお住まいの監督たちも、どしどし参加してください。

2007年08月10日

『短篇jpルーキーズ第2弾』、製作作品決定。

<短篇jpルーキーズ第2弾>の製作支援作品は、下記の6話です。
ユニークなプロットが多く、選考は難航しました。
今回、選に漏れた企画にも可能性を感じています。
公表が遅れてしまって、申し訳ありません。


『Japanese Election』 監督:佐藤克則

『レシーブ・トス & スパイク』 監督:高橋明大

『ウチの○○知りませんか?』 監督:中野量太

『青春 はみ出しゲーム』 監督:田中智章

『洗濯女(仮)』 監督:廣田正興

『永遠と10分』 監督:池


講評が辛辣すぎるのでは…というご意見もありました。
それは、映画祭や作品コンペなどのような、
既存作に対する評価基準とは違うからです。

<短篇jpルーキーズ>は、
監督の企画を脚本化して、
一緒に製作、商品化するという仕組みです。

製作支援しながら、
フィルムづくりの時間を共有するワークショップでもあり、
完成した作品をいろいろなメディアへ商業利用します。
共同製作だからこそ、辛口になるのをお許しください。

第1弾は、そのプロセスが新鮮でした。
現在、goo、BBTV、au、docomoで配信されていますが、
もっと多くの人に観ていただけるように、努力しているところです。
第2弾もどのようなカタチになるか、とても楽しみです。

また、次のチャンスをつくります。
新規に参加していただける監督たちを募集しております。
ぜひ、お問い合わせください。

2007年08月06日

『短篇jpルーキーズ第2弾』企画講評。

13名の監督からいただいたシノプシスに対するプロデューサーたちからのコメントです。
予想通りの激戦で、製作作品決定は少し時間がかかりそうです。
製作候補作の監督には、ご質問やご相談の連絡が入るかもしれません。
よろしくお願いいたします。

※監督名をクリックすると、NTTの動画共有サイトClipLifeで、
過去作品や予告編が視聴できます。


『ローブロー』 監督:夏目大一朗
・テンポ良く演出できればと思いますが、ストーリー展開は意外性がないと感じました。(平田)
・アツいやつらの背景をどう説明するかが課題ですが、なくとも勢いで面白くなるか
もませんね。(大野)
・ ドタバタではなく、心理的な話で成り立つ方がいいような...(田村)
・ 何か足りない?カタルシスを感じたい気もします。サブロウはやはり改心していなかったと、もう一段オチを付けるとか。(熊本)
・ 最後まで疾走できれば‥このままでは15分以上?ブラッシュアップが必要。(本田)
・短編映画というよりはコントになってしまいそう。ボクシングとはうまく絡まないような気がします。(矢部)
・ストーリー構成もスピード感が感じられていて面白いと思います。(淵上)


『アメリカ』 監督:小田学
・二人の関係はいいと思いますが、このネタで観客をひきつけることができるかどうか?(平田)
・ 楽しい作品になりそう。オンナが振るところ、もうひとつ何かあるとよいのでは。
(大野)
・ アメリカに行くのが夢というおっさんに、リアリティを感じられないのです(田村)
・ おじさんのコメント"アメリカには自由がある"がちょっと馴染まない気もしますが。若者の心の内はもう少し情景カットや汗や行動で表現出来ると良いのでは。(熊本)
・ ウエルメイドな、いいお話に終わらない何かが欲しい。おじさんのアメリカは突発的についた「切ない嘘」だったりして。(本田)
・ ここに出てくる「おっさん」は本当のおっさんじゃない。もう一人の自分と会話しているようだ。「おっさん」がちゃんと描けていればと思う。(矢部)
・コッケイな世界観は面白いと思います。ただ、「おっさん」がアメリカに行きたいという夢とGSバイトの関係が少し安直で白けてしまいます。もう少し、「おっさん」に共感できる夢設定を考えてみても良いのではないでしょうか。(淵上)


『タイミングの良い親指』 監督:西條雅俊
・ほのぼのしたファンタジーですが、3人の関係をもう少し整理しないと、誰にも感情移入できないのでは?(平田)
・「卒業」ネタどうやるのでしょうか。話全体、説教くさくならないといいのですが。(大野)
・ 掛橋の存在は必要でしょうか。親指はかわいいですけど。(田村)
・ 幸江が最初に顔を描くのが自然になる様に。掛橋の指に描いていると幸江オリジナルが感じられなくて、良くないかも。人物表は幸江を最初に持ってきた方が良いと思いますが。(熊本)
・ 小さなネタだけに、男女関係の設定ではない方がよかったかもしれません。(本田)
・ うまく行けばルビッチの映画みたいに洒落たテイストになるかもしれないが、ただのベタな物語になる可能性もある。短編で実現するのは難しい話かもしれません。(矢部)
・面白いと思います。ただ、ダスティンホフマンの「卒業」の件は、使い古されているということもありますし、物語上でも特に必要かどうかは再考してみてはいかがでしょうか。(淵上)


『Japanese Election』 監督:佐藤克則
・不条理な世界を描くのには、実験の内容が弱い気がします。(平田)
・選挙に対する皮肉にうまくつながっていないのでは。(大野)
・ 票を獲得しようとする動機がうまく描ければいいですね。(田村)
・ 被験者達の行動描写が、えげつなかったり、笑えたり、とバラエティに富む事を期待します。花子の最後のセリフももう少し磨いてみてはいかがでしょう。(熊本)
・ 時節柄、冷ややかに読んでしまいました。設定は独特なので、展開が楽しみではあります。(本田)
・ シチュエーションドラマは、途中エスカレートしていく過程がうまく書けるかどうかで勝敗が分かれると思う。「選挙を皮肉る」みたいなテーマに拘らず、『カイジ』のように少し歪んだ極端な設定から入ったら説得力が増すかもしれません。(矢部)
・途中段階は面白いと思います。候補者のPR度合いを面白く描けるかどうかにかかっていると思います。ラストのセリフや周辺シーンは教訓じみすぎているので、もう少し婉曲的に伝える方法を考えるか、シーン自体を再考してみてはいかがでしょうか。(淵上)


『清掃王子』 監督:小鶴
・登場人物のキャラクターが弱いので、物語として、まだ成立してないように思います。(平田)
・ 携帯電話をみつけ、処理する下りがクライマックスになる訳ですが、描写が少ないのでなんとも。(大野)
・ 題名先行?田中の行動は果たしてココロの清掃になるのでしょうか。熟考を。(田村)
・ 「傷だらけの天使」、「探偵物語」、「必殺仕事人」に次ぐヒーロー誕生!か、なーんて期待させられてのですが。残念ながら、このプロットで判断出来ず。(熊本)
・ 携帯電話のエピソードはちょっと食傷。その数が多ければ多いほど、リコに感情移入できません…もう少し書き込まれていれば、伝わったかもしれません。(本田)
・ プロットのカタチになっていないので、判断が難しいです。(矢部)
・ 観念的なので、起承転結や序破急などのストーリーづくりを意識して構成してみてはいかがでしょうか。(淵上)


『Cafe on Demand』 監督:吉村真悟
・この話をまとめていくのは大変だなーという感想をもちました。(平田)
・予想外のボケ、どんなものなんでしょうか。(大野)
・ 主人公が初心にもどるきっかけをもっと深く描ければ。(田村)
・ "まほうのことば"で妄想がかなえられる場合の条件設定を忘れずにお願いします。そして、本条の取った行動が、的場の妄想に当てはまらなかった理由も。的場が初心に戻る部分が活きるようになることを望みます。(熊本)
・ 複雑です。登場人物の多さ、情報量を10分にデザインできるのか心配。的場、本条、宇崎で描けるかもしれません。(本田)
・ 話としては面白く読めるが、まだプロット以前の段階。うまく脚本化出来ればいいが、これだけでは不明。(矢部)
・ユニークで面白いと思います。ラストで「同級生の本条」の心の動きや心の底も描けるともっと爽快なのではないでしょうか。(淵上)


『レシーブ・トス & スパイク』 監督:高橋明大
・青春ラブコメは好きなジャンルなので、観たいと思いました。(平田)
・水谷を好きだという描写がもっと必要では。(大野)
・ 3人の水谷に対する想いと会話がうまく描ければいいですね。(田村)
・ 女子高生達の憧れの異性に対する思いが吹っ切れたのか、吹っ切れていないのか。その曖昧さの表現は腕の見せ所ですね。(熊本)
・ 薄い。淡い情感だけで、成立するかどうか‥キャスティングや演出力に頼ったプロットは、不安になります。(本田)
・ こういう雰囲気、実現したい気負いは分かるが、短編でどこまで表現出来るか。ホンだけの問題ではなく、キャスティングや、当人の演出の力量が問われる。(矢部)
・女3人、男1人の構図は面白そうです。ただ、もっと工夫しないと男への恋心やヤキモキ感が伝わりにくいと思います(過去のエピソードを挿入するなど)。(淵上)


『ウチの○○知りませんか?』 監督:中野量太
・短編映画のプロットとして完成していると思います。いい話です。(平田)
・二人が見つかるのが早いのか、大切な人を思う部分がもっとあると膨らむのでは。(大野)
・ 崩壊と再生というのはちょっと大げさですね(笑)(田村)
・ ほのぼのとするドラマですね。親父の達夫のキャラクター、家族に対しての存在感が上手く描けるかがポイントになるでしょうか。(熊本)
・ 崩壊していないものは再生しません(笑)…達夫とポン太の「何?」には爆笑しました。はたして、そんなリアクションを撮れるのでしょうか?(本田)
・ありふれた話に陥ってしまいそうな気がする。演出的なセンスが冴えていれば…(矢部)
・オチとそこへの伏線(「何?」というあたり)がホノボノとして良いと思います。「傷つきやすい夫」に共感できるような過去のエピソードでも挿入できるともっと良いのでは。(淵上)


『ネスト』 監督:渡辺賢一
・どんな展開になるか、期待して読んだのですが、最後に二人がまた、一緒になるという所まで話は整理されていない気がします。(平田)
・二人は友人たちの何に感化されたんでしょうか。(大野)
・ 二人はなぜ再び手を繋いで出て行ったの...? (田村)
・ ダイスケとマリが、宴のカオス状態の中からやり直す事になったポイントをプロットに書いて欲しかったです。(熊本)
・ ダイスケとマリの感情が読み取れませんでした。このままでは、ただのスケッチに終わる気がします。(本田)
・同棲している二人のストーリーテリングが出来ていない。そこが成立しないと「変人大集合」みたいな事にしかならない。(矢部)
・ 導入のアイデアは面白いと思います。あとは、酒宴を面白く描けるかどうか次第だと思います。(淵上)


『青春 はみ出しゲーム』 監督:田中智章
・発想は面白い。元気が出る映画なれば観たいです。(平田)
・ぞろぞろといろいろな物が鞄から出てくる、姉思いの弟であって欲しい。(大野)
・ 弟のキャラを変えた方が。研究所勤務に思えないのはどうでしょう?(田村)
・ カメラのネタも嘘くさいSFものか?と思いつつ、現実に戻れたので安心しました。秋信は終始"何だよ〜、面倒くせぇ"的描写の方がラストに向かう姉弟とのコントラストが際立つのかも。(熊本)
・ 美香が直接、秋信に告白しなくても突破できる気がします。いいプロットなので、携帯電話を都合のよい小道具として使わない方がよい気がしました。(本田)
・ 10分では難しいネタだと思う。最後が告白合戦じゃなく、弟のカメラを使ってドンデン返しが出来れば面白くなるかもしれません。(矢部)
・ユニークで勢いがあって面白いと思います。カメラの力は本物でも良かったのではないかとも思います。ラストの告白シーンは少し間延びした感じなので、もっとスッキリできると思います。(淵上)


『ドタンバ(仮)』 監督:真田幹也
・この臨場感が、まだ、伝わらないです。サウナという場所に着目したのはいいと思います。(平田)
・むさくるしい男たちの汗と肌…。見るのも暑苦しそう。(大野)
・ 暑苦しいけど面白くなるのか....アイドルとの関連がいまいち分かりません。 (田村)
・ ナンセンスに徹して欲しいです。そして、力士級のデブでも男3人だったら動かせるだろうとか、途中に他の人が入ってこようとするだろう!とか思われない様、思う隙も与えない様に。(熊本)
・ うーむ。観たくないです。久々にそんなホンを読みました。もちろん、いい意味で。(本田)
・ バカバカしいのがGoodですが、面白いキャストが揃うかどうかが肝かもしれません。(矢部)
・オチは面白いと思います。途中のドタバタや映像映りの演出次第だと思います。(淵上)


『洗濯女(仮)』 監督:廣田正興
・スケール感は伝わりました。一気な演出ができれば面白いかも。(平田)
・おねしょ、不思議と色気がありますね。(大野)
・おねしょを洗濯する女に二人のクリーニング屋。ファンタジーなのか哲学なのか?悩みます。(田村)
・ 全世界のクリーニング屋さんの店員の何割かが、同じような過去を持っているのかもと観客に思ってもらえれば、しめたもの。幸せそうな同棲?時代と殴り合いの後の清々しい男達の顔が目に浮かびます。(熊本)
・ 話は凡庸で未完成なのに、期待させる力を感じました。そんなプロットがあるのですね。発見。(本田)
・ 下手したら訳の分からない独りよがりの話になる危険性がある。もう一度プロットを詰めてみてはどうでしょう。(矢部)
・ハードボイルド風コメディなのであれば、もっと極端にコメディにしたほうが良いと思います。(淵上)


『永遠と10分』 監督:
・洒落た雰囲気はいいです。もっとセクシーな話にして欲しいです。(平田)
・浮気を告白しようとしていたことをどうみせるのでしょうか。(大野)
・ 上映時間の10分と想像の10分が、何かリンクできれば面白いような..(田村)
・ 面白い設定ですね。結婚式のビデオに繋がる修一の後半の打ち明けセリフ"俺のはさ、〜。何が起こるか〜"がちょっと分かりづらい気がします。(熊本)
・ 睦美と修一の行動を、観客が「予知」できてしまうかもしれない部分を修正して欲しいです。(本田)
・面白く読みました。「浮気していた」というのを間接的にどう表現するのか、ホン作りが難しいと思いますが、力づくの演出が出来る人なら大丈夫かと。(矢部)
・面白いと思います。妻が浮気をほのめかす会話をもっと工夫して、夫の寂しさや妻の申し訳なさがもっと伝わればよいと思います。(淵上)


【選考メンバー】
平田樹彦(映画プロデューサー)
大野敦子(映画プロデューサー)
田村広瑛(CMプロデューサー)
熊本智考(映画プロデューサー)
本田昌広(映像ディレクター/プロデューサー)
矢部浩也(衛星TV局プロデューサー)
淵上英敏(コンテンツプロデューサー)

2007年08月03日

短篇jpルーキーズ on docomo

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8月6日より、『短篇jpルーキーズ第1弾』の6話が、
ドコモ公式サイト「超高画質hi-movie.jp」で配信開始されます。

10MBiモーションは、驚くほど高画質です。
対応端末利用者の方は、ぜひ、サンプルや予告編をご覧になってください。

(1)8/6〜「元カレの中古車」
(2)8/15〜「傘どろぼう」
(3)8/22〜「記念日」
(4)9/3〜「屋上娘」
(5)9/12〜「いちおくまんえん」
(6)9/20〜「神様の言うとおり」
  ※各話、前・後編2章に分割されて配信されます。


アクセス方法:
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